Concert Information

荘村清志 スペシャル・コンサート 2023

荘村清志が贈るスペシャル・コンサート2023!
巨匠秋山&東京フィルによる《アルルの女》で華やかに幕開けし、ギター協奏曲の最高傑作とも評されるロドリーゴ《ある貴紳のための幻想曲》で、前半はクラシックの名曲をたっぷりお届けします。
後半は、特別ゲストに前橋汀子さんをお迎えしてのスペシャル・デュオ企画。
最後は往年の傑作映画音楽集を、本公演のための新たなアレンジでお楽しみいただきます。

2023年7月17日(月・祝)14:00開演(13:15開場)

サントリーホール

<プログラム>

ビゼー:《アルルの女》第2組曲
 1. パストラール 2. 間奏曲 3. メヌエット 4. ファランドール
ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
*****
《前橋汀子&荘村清志 スペシャル・デュオ》
エルガー:愛の挨拶
イベール:間奏曲
クライスラー:美しきロスマリン
《映画音楽》 大橋晃一編曲
第三の男 (A. カラス)
鉄道員 (C. ルスティケッリ)
ピンクパンサーのテーマ (H. マンシーニ)
シェルブールの雨傘 (M. ルグラン)
ロッキーのテーマ (B. コンティ)
<出演>

荘村清志(ギター)
前橋汀子(ヴァイオリン)
秋山和慶(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
<artists>

Kiyoshi Shomura, guitar
Teiko Maehashi, violin
Kazuyoshi Akiyama, conductor
Tokyo Philharmonic Orchestra
<入場料>

S席:8,000円 A席:6,000円 学生:3,000円
<tickets>

S: 8,000yen / A: 6,000yen / Students: 3,000yen
<チケットお申込み> ●5/12(金) 発売

ヒラサ・オフィス 03-5727-8830
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
イープラス eplus.jp
チケットぴあ t.pia.jp
<お問合せ>
ヒラサ・オフィス 03-5727-8830

主催:ヒラサ・オフィス
協賛:株式会社エフ・アール・シー・ジャパン

*やむを得ない事情により、出演者・曲目等に変更が生じる場合がございます。
*未就学児の入場はご遠慮ください。

Profile

■荘村 清志(ギター)
Kiyoshi SHOMURA, guitar

 9歳よりギターを始める。1963年に巨匠イエペスに認められ、翌年スペインで師事。69年の日本デビューで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米で28に及ぶ公演を行い、国際的評価を不動のものにした。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に、2007年にもNHK教育テレビ「趣味悠々」にそれぞれギター講師として登場し、日本ギター界の第一人者としての存在を強く印象づけた。08年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。同団とは《アランフェス協奏曲》を録音、09年にCDをリリースした。15年にはイ・ムジチ合奏団と共演、録音も行った。
 2017年からギターの様々な可能性を追求する「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組み、さだまさし、coba、古澤巌、錦織健らと共演し、ジャンルの垣根を越えたコラボレーションが話題となる。最終回では、cobaに委嘱したギター協奏曲も演奏し、注目を集めた。
 2019年にはデビュー50周年を迎えた。20年、朝日新聞の連載「人生の贈りもの」をまとめた書籍「弾いて飲んで酔いしれて ギターとともに50年」(吉田純子編著)を出版。CDも継続的にリリースしており、最新版は22年にリリースしたcoba編曲による世界のポップス名曲選「ゴッドファーザー~愛のテーマ」。
 現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。
 現在、東京音楽大学特任教授。
■前橋 汀子(ヴァイオリン)
Teiko MAEHASHI, violin

 2022年に演奏活動60周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味あふれる演奏で、多くの聴衆を魅了し続けている。これまでにベルリン・フィルを始めとする世界一流の多くのアーティストとの共演を重ねてきた。近年、小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で展開。一方、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会や、2014年からは弦楽四重奏の演奏会にも取り組む。最新CDの秋山和慶指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢との『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調、ロマンス第2番ヘ長調』が2022年6月に発売。著書「私のヴァイオリン 前橋汀子回想録」が早川書房より、最新刊「ヴァイオリニストの第五楽章」が日本経済新聞出版より出版されている。
 2004年日本芸術院賞。2011年春に紫綬褒章、2017年春に旭日小綬章を受章。
 使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。

■秋山 和慶(指揮)
Kazuyoshi AKIYAMA, conductor

 1941年生まれ。トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督を歴任。サントリー音楽賞、芸術選奨文部大臣賞、川崎市文化賞をはじめ、東響とともに毎日芸術賞などを受賞。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2014年文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。現在、中部フィル芸術監督・首席指揮者、センチュリー響ミュージックアドバイザー、岡山フィルミュージックアドバイザー、東響桂冠指揮者、広響終身名誉指揮者、九響桂冠指揮者、洗足学園音大芸術監督・特別教授、京都市芸大客員教授など多くの任を務めている。
■東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra

 1911年創立、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場他でのオペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏で高水準の演奏活動を展開。海外公演も積極的に行い、高い注目を集める。1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。文京区、千葉市、軽井沢町、長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
 https://www.tpo.or.jp/
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