上岡敏之 ピアノ・リサイタル
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
通崎睦美 木琴リサイタル 木琴で楽しむオペラの世界
通崎睦美 木琴リサイタル
木琴で楽しむオペラの世界
往年の名木琴奏者・平岡養一(1907-1981)が愛用した「ディーガン・アーティスト・スペシャル・ザイロフォンNo.266」(1935 年、アメリカ製)を弾き始めて、まもなく20 年になる。私の木琴愛は、深まるばかりだ。この間、色々なレパートリーを演奏していく中で、最近「これだ !」と思ったのが「オペラの世界」。明治生まれの木琴奏者・平岡養一や朝吹英一は、戦前から昭和中期にかけて、親しみやすい木琴の音色で様々なオペラの魅惑的な旋律を奏で、多くの大衆の西洋音楽の受容に一役買った。平岡養一が1930年に初めて発売したレコードは『カルメン』。有名どころのオペラのみならず、コロラトゥーラ・ソプラノが表情豊かに歌う歌劇『ディノーラ』より「影のうた」、歌劇『サドコ』より「インドのうた」など、その目の付け所に、なるほどと思わせられるものも多い。今回は、かつてから木琴で演奏されたオペラの作品に加え、寺嶋陸也「もえろよ、もえろ~林光のオペラ『森は生きている』による木琴とピアノのための幻想曲」など新しいレパートリーの他、私が委嘱した現代作曲家の作品から、物語性を感じる3 つの小品を散りばめてお届けする。
また、最近「これだ !」と思ったことがもう一つある。木製のフルートと木琴の相性のよさだ。2 つの楽器が繰り出す、ささやかで豊かな音色は、唯一無二のもの。
京都市立芸術大学大学院のオペラの授業でコレペティトゥア(稽古ピアノ)も務めた作曲家・松園洋二さんのピアノと、古楽器を愛する森本英希さんとの共演。どこか懐かしくもあり、新鮮な音楽をご一緒にお楽しみください。
木琴で楽しむオペラの世界
往年の名木琴奏者・平岡養一(1907-1981)が愛用した「ディーガン・アーティスト・スペシャル・ザイロフォンNo.266」(1935 年、アメリカ製)を弾き始めて、まもなく20 年になる。私の木琴愛は、深まるばかりだ。この間、色々なレパートリーを演奏していく中で、最近「これだ !」と思ったのが「オペラの世界」。明治生まれの木琴奏者・平岡養一や朝吹英一は、戦前から昭和中期にかけて、親しみやすい木琴の音色で様々なオペラの魅惑的な旋律を奏で、多くの大衆の西洋音楽の受容に一役買った。平岡養一が1930年に初めて発売したレコードは『カルメン』。有名どころのオペラのみならず、コロラトゥーラ・ソプラノが表情豊かに歌う歌劇『ディノーラ』より「影のうた」、歌劇『サドコ』より「インドのうた」など、その目の付け所に、なるほどと思わせられるものも多い。今回は、かつてから木琴で演奏されたオペラの作品に加え、寺嶋陸也「もえろよ、もえろ~林光のオペラ『森は生きている』による木琴とピアノのための幻想曲」など新しいレパートリーの他、私が委嘱した現代作曲家の作品から、物語性を感じる3 つの小品を散りばめてお届けする。
また、最近「これだ !」と思ったことがもう一つある。木製のフルートと木琴の相性のよさだ。2 つの楽器が繰り出す、ささやかで豊かな音色は、唯一無二のもの。
京都市立芸術大学大学院のオペラの授業でコレペティトゥア(稽古ピアノ)も務めた作曲家・松園洋二さんのピアノと、古楽器を愛する森本英希さんとの共演。どこか懐かしくもあり、新鮮な音楽をご一緒にお楽しみください。
2024年10月14日(月・祝) 14:00開演
サントリーホール ブルーローズ
堀米ゆず子と仲間たち
ルドルフ・ゼルキンをはじめとする錚々たるアーティストたちと室内楽の共演を
重ねてきた堀米ゆず子が、信頼を寄せる若手アーティストたちを招いて、
東京で久々の室内楽演奏会を開催します。
オーボエ&コールアングレを加えた変化に富んだプログラムをお楽しみください。
2024年12月4日(水)19:00開演(18:30開場)
紀尾井ホール