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松山 冴花(ヴァイオリン) Saeka Matsuyama, violin

Biography

“彼女の演奏は光り輝く新しい才能を開花させた…”― ニューヨーク・タイムス ―

 「非の打ちどころのないテクニックと驚くべき芸術性を持ち、元気溢れる、しかし繊細で爽快な音楽を創り上げている」(ニューヨーク・タイムス)と評された松山冴花は、ソリストとしてはもちろんのこと、リサイタル、室内楽へと活躍が期待されているヴァイオリニストである。
 日本ではこれまでに、読売日響、新日本フィル、東フィル、東響、大フィル、京響、名フィル、仙台フィルなど全国各地の主要なオーケストラとしばしば共演、2008年8月には秋山和慶指揮東響とトーマス・アディスのヴァイオリン協奏曲を日本初演、2011年6月の名古屋フィル定期で再演した。
 また、ピアニストの津田裕也とデュオを組み、仙台クラシックフェスティバル、トッパンホール、津田ホール(東京)、フィリアホール(横浜)、兵庫県立芸術文化センターを始め、日本各地で活発にリサイタルを行っている。

 この二人のCD録音もナミ・レコードと活発に行っており、2009年には、フランク:ソナタ、ブラームス:ソナタ第1番ほかをリリースし、全国9ヶ所で発売記念のリサイタル・ツアーを行った。さらに、2010年2月には2枚目のCD「悪魔のトリル:ヴァイオリン・ロマンティック小品集」を、2011年3月には「クロイツェルソナタ」他の3枚目、2014年2月には4枚目となる「ブラームス&R.シュトラウス:ソナタ」をリリースした。
 海外では、アメリカ、ドイツ、ベルギーなどでリサイタルやオーケストラとの共演、2007年4月30日にはニューヨークのアリス・タリー・ホール修復記念のためのガラ・コンサートに 数多くの著名アーティストと共に出演した。2008年にはブラームス・ダブル・コンチェルトにてキメルセンターでフィラデルフィア・デビューを飾った。2010年にもフィラデルフィアでブルッフの「スコットランド幻想曲」を演奏した。
エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位(2005年)、仙台国際音楽コンクール第1位及び聴衆賞(2004年)など数多くの著名なコンクールで目覚しい成功を収めている。
 また、マールボロ、コンサートマスターを務めたシュレスヴィヒ-ホルシュタイン音楽アカデミー、タングルウッドなど多くの 国際的に有名な夏期音楽祭にも参加している。
 1980年兵庫県西宮に生まれ、2歳でヴァイオリンを始める。9歳でニューヨークへ渡り、ジュリアード音楽院のプレ・カレッジでドロシー・ディレー、ロバート・チェンに師事。プレ・カレッジ卒業後はグレン・ディクトロウ、ロナルド・コープス、マイケル・ギルバートに師事し、2007年ジュリアード音楽院修士課程修了。

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