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ヨハネス・モーザー(チェロ)
Johannes Moser, cello

Biography

 ドイツ系カナダ人のチェリスト、ヨハネス・モーザーは「現代のもっとも才能のあるアーティストのひとり」と称され、これまでにベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ニューヨーク・フィルを始め世界中の一流オーケストラと共演。また、ムーティ、マゼール、ヤンソンス、ゲルギエフ、メータ、ティーレマン、ブーレーズら、高名な指揮者たちとも定期的に共演を重ねている。
 現代音楽へも大きな情熱を注いでおり、ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団とのランズの協奏曲は彼のアメリカ・デビューとなった。2012年10月には、ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィルとエンリコ・チャペラの電子チェロのための協奏曲を演奏した。

 リサイタル、室内楽活動も世界中で展開、ヴェルビエ音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭など多くの国際音楽祭にも招かれている。
 また、2014年には権威あるブラームスプライズを受賞している。
 レコーディング活動にも力を注いでおり、これまでに複数のCDでエコー・クラシック賞、ドイツレコード批評家賞などを受賞している。2015年秋にはドボルザークとラロのカップリングによるCDをペンタトーンよりリリースした。
 1979年ミュンヘン生まれ。8歳からチェロを学び、1997年からダーヴィド・ゲリンガスに師事する。2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞、また『ロココ風の主題による変奏曲』の演奏に対しては、その解釈が評価され特別賞が与えられた。

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(c)Uwe Arens

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Discography

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