キンボー・イシイ(指揮)
Kimbo Ishii, conductor
Biography
幼少期を日本で過ごし、ヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、ウィーン市立音楽院にてヴァイオリンをワルター・バリリ、ピアノをゲトルッド・クーバセック各氏に師事。
1986年に渡米、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カン各氏のもとで研鑽を積むが、左手の故障(局所性ジストニア)のためヴァイオリンを断念、指揮に転向する。 小松長生、マイケル・チャーリー、小澤征爾の各氏に指揮法を師事。またマネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学び、当院よりジョージ&エリザベス・グレゴリー賞を受賞する。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、小澤征爾をはじめサイモン・ラトル等に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。
ボストン響とニューヨーク・フィルの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭では小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク等各氏の副指揮者を務めた。これまでにベルリン・コミッシェ・オーパー首席カペルマイスター、マクデブルグ歌劇場音楽総監督、大阪交響楽団首席客演指揮者、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場音楽総監督などを歴任。指揮したオペラには『フィガロの結婚』『後宮からの逃走』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔弾の射手』『マクベス』『仮面舞踏会』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』『トスカ』『トゥーランドット』『さまよえるオランダ人』『トリスタンとイゾルデ』『ワルキューレ』『薔薇の騎士』『サロメ』『死の都』『金鶏』『メッシーナの花嫁 (ドイツ初演)』などがある。
客演指揮者として、ドレスデン・フィル、ドイツ室内管、アウグスブルク歌劇場管、ボストン響室内管弦楽団、上海響、台湾国家響等を指揮。
日本においては、N響、都響、読響、新日本フィル、名フィル、札響、九響等を指揮。オペラでは、びわ湖ホール・オペラビエンナーレ『フィガロの結婚』、関西二期会『魔弾の射手』を指揮。草津国際音楽祭出演。
2010年、「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。
Schedule
2024年
■11月27日(水)18:30 会場:長良川国際会議場 メインホール(さらさ~ら)
じゅうろくプロムナードコンサート2024
■12月15日(日)(開演時間未定) 会場:あしかがフラワーパークプラザ
足利カンマ―オーケストラ 足利第九2024
■12月22日(日)14:00 会場:備前市市民センター
備前市合併20周年記念「第九」演奏会
2025年
■1月26日(日)14:00 会場:岡山シンフォニーホール
岡山フィルハーモニック管弦楽団 ニューイヤーコンサート2025
■3月15日(土)14:00 会場:みなとみらいホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 華麗なるコンチェルト・シリーズ 第27回
■3月23日(日)15:00 会場:キセラホール
市民合唱とオーケストラ 歓喜の歌!第九シンフォニー