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ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテット(ホルン四重奏)
Berlin Philharmonic Horn Quartet

Biography

 世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルのホルン・セクションから選抜された4人によるカルテット。4本のホルンのために書かれたオリジナル作品からポップスや歌謡曲の編曲作品まで、実に幅広いレパートリーを誇る。名手4人によるアンサンブルは、驚愕のテクニックと秀でた芸術性はもちろんのこと、エンターテインメント性の高さでも人気を博す。ベルリンのフィルハーモニーホールをはじめ、ヨーロッパやアジア各国で演奏。2012年にリリースしたCD「フォー・コーナーズ」では、世界一周の音絵巻を収録して話題を集めた。

シュテファン・ドール(ホルン) Stefan Dohr, horn
ドイツ生まれ。
1985年フランクフルト・オペラ管弦楽団の首席ホルン奏者に就任、2年後にはバイロイト音楽祭管弦楽団、その後ニース・ フィルハーモニック管弦楽団、ベルリン放送交響楽団にて首席を歴任。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団には1993年より首席ホルン奏者として就任。また、ソリストとして、さらにベルリン・フィル団員との数多くのアンサンブルのメンバーとして活動するほか、ハンス・アイスラー音楽大学およびカラヤン・アカデミーで指導も行っている。

シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキー(ホルン) Stefan de Leval Jezierski, horn
ボストン生まれ。
ノースカロライナ芸術学校で学んだ後、クリーヴランド音楽大学でマイロン・ブルームに師事。卒業前からすでにクリーヴランド管弦楽団のコンサートやツアーに参加。カッセル州立劇場管弦楽団の首席ホルン奏者を2年務めた後、1978年、ベルリン・フィルハーモニーに入団。ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ、アジア、北米の主要国際音楽祭に招かれている。シャロウン・アンサンブル・ベルリンの創設メンバーのひとり。また、ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ・アカデミーで長年教鞭を執っているほか、上海音楽院の名誉教授を務める。イェジェルスキーはジャズ・バンドをもっている。

サラ・ウィリス(ホルン) Sarah Willis, horn
アメリカ生まれの英国人。東京、ボストン、モスクワ、ロンドンで育った。
14歳でホルンを学び始め、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校のパフォーマー・コースで3年間学んだ後、ベルリンにてファーガス・マクウィリアムに師事した。
1991年から2001年までシュターツカペレ・ベルリンに所属、2001年にベルリン・フィルハーモニーに同オーケストラ初の女性金管楽器奏者として招かれた。これまでにシカゴ響、ロンドン響、シドニー響などの一流オーケストラと演奏しており、世界各地でソリストとして活躍している。ヨハネス・ブラームスやアントニオ・ロセッティの作品など、様々なCDを録音し、好評を博している。
ベルリン・フィルハーモニーが実施している教育プロジェクトの多くに携わり、ファミリー・コンサートの制作・実施には特に喜びを感じている。また、デジタル・コンサート・ホールのために指揮者やソリストへのインタビューを行っている。音楽教育に情熱をもって取り組んでおり、デジタル技術やソーシャル・メディアを駆使して世界中の聴衆に配信している。

アンドレイ・ズスト(ホルン) Andrej Zust, horn
1984年、スロヴェニア生まれ。
ヤネス・ポランツからホルンの手ほどきを受け、その後リュブリャナ音楽アカデミーにてボスジャック・リポフシェクに師事。ヘルマン・バウマン等の著名音楽家が芸術面で彼を激励している。在学中にルチヤン・マリア・スケルヤンク賞とプレシェーレン賞に輝き、その芸術的才能が称えられた。国内外の多くのコンクールで一位を獲得、2001年にはポヴォレット(イタリア)、2002年にはスロヴェニアの青少年音楽家コンクールで優勝。2004年5月、リュブリャナのスロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者に任命。これまでにグスタフ・マーラー・ユース・オーケストラとパシフィック・ミュージック・フェスティバルに参加。室内楽奏者としても活躍しており、現在アリアト木管五重奏団、リュブリャナ室内管ソロイスツ、トリオ・トリアンヴィラートに参加している。2009年2月から2011年1月までベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ・アカデミーの奨学生。2011/2012シーズンよりベルリン・フィルハーモニーのホルン奏者。

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(c)Monika Rittershaus

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