児玉 麻里 (ピアノ)
Mari KODAMA, Piano
大阪生まれ。6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをジェルメーヌ・ムニエ、タチアナ・ニコラエワ、アルフレッド・ブレンデルに学ぶ。室内楽をジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユに学ぶ。17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業。同年、同音楽院のマスター・コースに進み、19歳で終了。この間、スイス青少年コンクール、ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクール、セニガリア国際コンクール、ブゾーニ国際コンクール等で、優勝、上位入賞を果たす。
同音楽院を終了後すぐに、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とバービカン・センターで共演、ロンドン・デビューを果たす。更に同年、クィーン・エリザベス・ホール/パーセル・ルームで、ロンドンでのリサイタル・デビュー。「ピアノの詩。これほど若くて感受性に富んだピアニストには会えない…」など賞賛を受ける。
以来、欧州各国、ついで米国、更に近年は日本、シンガポールでもオーケストラとの共演、リサイタル、音楽祭への出演等々、精力的な演奏活動を展開しており、国際的な名声を確立している。
共演した主なオーケストラは、欧州では、ベルリン・フィル、ロンドン・フィルハーモニー管、フィルハーモニー管、ハレ管、イタリア国立放送響、ハンブルク北ドイツ放響、オランダ放送管、リヨン国立歌劇場管など、米国では、ロスアンジェルス・フィル、バークレイ響等。更にアジアでは、N響、都響、読売日響、日本フィル、大阪フィル、名古屋フィル、シンガポール響等におよぶ。
共演した主な指揮者は、ケント・ナガノ、シャルル・デュトワ、フランス・ブリュッヘン、ベルンハルト・クレー、レイモンド・レッパードなどの錚々たる顔ぶれが並ぶ。
また、出演した主な音楽祭は、欧州ではザルツブルク、エヴィアン、エクサン・プロヴァンス、ヴェルビエ、モンペリエ、オールデバラ等。アメリカでは、ハリウッド・ボール、ラヴィニア、アスペン、ミッドサマー・モーツァルト・フェスティバル(サン・フランシスコ、バークレイ、スタンフォード)など世界的な音楽祭に多く出演している。日本では、サイトウ・キネン・フェスティバル、名古屋国際音楽祭などにも出演し、高い評価を得ている。
この間、1995年にはカーネギー・ホール/ワイル・リサイタル・ホールでニューヨーク・デビューを果たした。また、ロンドンのウィグモア・ホールの再出演のほか、フランス・ブリュッヘン指揮オランダ放送管とのオランダ・ツアーに参加、チェロのムスティスラフ・ロストロポーヴィチとギリシャ・ツアーおよびサイトウ・キネン・フェスティバルで共演した。1999年からは、ロスアンジェルスにて「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会」を6回にわたり開催し、ロスアンジェルス・タイムス等で絶賛を博した。
近年は日本でも演奏活動を開始し、今後の活躍が注目されている。2003年からは、浜離宮朝日ホールにて全7回3年間をかけてベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会に取り組み、高い評価を得た。
録音においては、ケント・ナガノ指揮フィルハーモニア管との共演で、「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番,第2番&ピアノ・ソナタ第7番」(ASV Ltd.)をリリースしている。また、2003年にはペンタトーン・ミュージック/東京エムプラスより、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集」や「レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番&ショパン:ピアノ協奏曲第2番(ケント・ナガノ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団)」をリリースし、好評を得ている。
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