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デリック・イノウエ(指揮)
Derrick INOUYE、Conductor
デリック・イノウエは、印象深く国際的な経歴とオーケストラの指揮経験を豊富に持ち、またオペラの世界においても輝かしい成果を挙げている。2003年にメトロポリタン・オペラでベルリオーズ作曲“ベンヴェヌート・チェッリーニ”の新演出を指揮しデビューを飾って以来、2004-5年シーズンには“トスカ”を6公演、2005-06年シーズンはドニゼッティ作曲”ドン・パスクアーレ“の新演出を2公演、2006-07年シーズンにはメット・イン・ザ・パークスの”椿姫“を4公演指揮している。

また、2006-07年シーズンには、バンクーバー・オペラのモーツァルト作曲“魔笛”、広島交響楽団の“フィガロの結婚”を指揮する(広島交響楽団との共演は5回目、バンクーバーは2回目)。京都市交響楽団とは3回目の共演が11月に予定されており、これまでには、新日本フィル、大阪フィルハーモニー、大阪センチュリー管弦楽団、仙台フィル、サイトウキネン・フェスティバルにも招かれている。

メットにおいてマエストロ・ジェームス・レヴァインの助手を務めるほか、レヴァインの依頼によって2005-06年シーズンのヴェルビエ・フェスティバル・オーケストラの手助け、またディズニーがスポンサーしたレヴァインとロンドンのフィルハーモニア管弦楽団のワールド・ツアーにも同行している(同オーケストラとの共演で1999年大晦日にロスアンゼルス・デビューを果たしている)。2001年から2003年は、ニュールンベルグ・オペラのファースト・カペルマイスターを務め、“リゴレット”、“ウェルテル”、フィリップ・グラス作曲の“フォール・オブ・ザ・ハウス・オブ・アッシャー(アッシャー家の崩壊)”の初演プロダクション、“サロメ”、“フィデリオ”、”カルメン“、”ラ・ボエーム“の再演の指揮を行っている。またシュトゥットガルト・オペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ハンガリー・ステート・オペラ、ブカレスト・オペラとも共演。ヨーロッパのオーケストラ客演は、ライプツィッヒ放送管弦楽団、モンテカルロ・フィル、フィンランド放送管弦楽団、アイルランド・ナショナル交響楽団などを含んでいる。

米国とカナダにおいては、フロリダ・フィル、ホノルル交響楽団、セント・ルークス管弦楽団(カーネギー・ホールにおいて)、トロント交響楽団、ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、バンクーバー交響楽団等と共演。また、ニューヨーク・シティ・オペラにはたびたび客演、また、カナダのレジナ交響楽団の音楽監督、ドイツの北ドイツ・フィルハーモニー・ロストックの主席客演指揮者を務めている。

収録については、ヴォックス・レコードのアーロン・ロザンド/モンテカルロ・フィルとのベートーベンとブラームス・ヴァイオリン協奏曲は、音楽雑誌ファンファーレにおいて“・・・最優秀演奏のうちの一つである。このベートーベンは、正直さがまさに最高であることを確信させるものである・・・今世代の最高になるであろう、”と賞賛されている。

デリック・イノウエは、1985年に名誉あるヴィットリオ・グイ指揮コンクール(フィレンツェ)で優勝、その後3年の夏をかけてシエナ(イタリア)のアカデミア・ムジカーレ・チギアナにおいて国際的に有名なフランコ・フェラーラに師事。1982年には、タングルウッドで、小澤征爾、エリッヒ・ラインスドルフ他のもとでフェローシップ・コンダクターを務める。カナダ生まれ、初期の指揮法は小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明の下で日本の桐朋学園大学音楽学部において学んだ。

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