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M.Hirasa
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ヘルムート・ヴィンシャーマン (指揮)
Helmut WINSCHERMANN , Conductor
1920年3月22日、ルール地方ミュールハイムに生まれる。エッセンとパリで学び、ヘッセン(フランクフルト)放送交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団などのソロ・オーボエ奏者を務めた後、1960年ドイツ・バッハゾリスデンを創立。以来、芸術監督として50年、この室内オーケストラを特にバッハ演奏において世界的権威を誇る演奏団体に育てあげた。2010年はその50周年にあたり、ボン・ベートーヴェンハウスを始め多くの記念コンサートが行われた。彼は常に、オーボエを手にしても、指揮棒を握っても、「明晰に、生き生きと、喜ばしく」というモットーを貫いている。また、優れた教育者としても知られ、1956年デトモルト国立音楽大学の教授に就任。オーボエと室内楽のマスタークラスを受け持ち、「歌うオーボエ奏者」と称される彼のクラスには世界各地から学生が集まり、優秀な後継者を輩出した。ハンスイェルク・シェレンベルガー、宮本文昭、インゴ・ゴリツキ、ゲルノート・シュマルフス、リヴィオ・ヴァルコールなど、それぞれのオーケストラの首席オーボエ奏者または大学の教授として活躍している。
指揮者としては、世界各地のオーケストラに客演しているほか、1998年1月にはユネスコ本部からの依頼によりパリで「平和のためのチャリティー・コンサート」を指揮、絶賛を博した。2007年11月、水戸室内管弦楽団において、J.S.バッハ(ヴィンシャーマン編曲):ゴルトベルク変奏曲全曲版を日本初演した。大阪フィルとは、2004年の定期演奏会で共演して以来、特別な信頼関係が生まれ、2010年の「ロ短調ミサ」での共演が4回目となった。
2010年9月、東京では、ヴィンシャーマンの90歳を祝して有志の音楽家と「マタイ受難曲」を演奏、好評を博した。
著書として「J.S.バッハに至る私の歩んできた道」をドイツで出版、また、ヨゼフ・ハイドンの未出版の室内楽曲(6-8重奏曲)を近々出版予定。
CD・レコードは複数のレーベルから100枚以上がリリースされている。なお、バッハゾリスデン結成以前にバロック・オーボエも演奏した彼は、ドイツで最初のバロック・オーボエによるレコード録音を行っている。
長年の文化的功績が称えられ、ドイツ政府より最高の一等功労十字勲章、エディソン賞(2回)、グスタフ・マーラー賞、ドイツ・ヘンデル賞などを受賞している。1992年には、ロンドン王立音楽アカデミー委員会で満場一致で「名誉会員」の称号を授与された。
(2010年11月現在)
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