Conductors

ロッセン・ミラノフ(指揮)
Rossen Milanov, conductor

Biography

 "これからの世代の指揮者の中で、もっとも有望な音楽家のひとり"(シアトル・タイムズ紙)と評されるミラノフは、フィラデルフィア管弦楽団のマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ芸術監督を11年間務めた後、現在はプリンストン交響楽団、スペインのアストゥーリアス交響楽団の音楽監督を務める。また、2015/16シーズンからアメリカのコロンバス交響楽団とシャトークア交響楽団の音楽監督も兼任している。
 また、若手音楽家たちの養成にも献身的なミラノフは、シンフォニー・イン・C(米国最高のプロフェッショナル養成のためのオーケストラのひとつ)の音楽監督も務めている。このほか、北米においては、デトロイト響、シアトル響、トロント響、ミルウォーキー響、バンクーバー響、ボルティモア響などに、ヨーロッパにおいては、BBC響、ロッテルダム・フィル、ベルリン・コーミッシェ・オーパー管、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・オペラ、ザールブリュッケン放響などからしばしば招かれている。日本を含むアジア各地、南米、ニュージーランドでも積極的に活動している。

 これまでに共演した世界的ソリストの中には、ヨーヨー・マ、みどり、パールマン、テツラフ、ワッツ、ジョシュア・ベルなどが含まれる。
 ミラノフは、ジュリアード音楽院(ブルーノ・ワルター記念奨学金を授与)、カーティス音楽院、デュケイン大学、ブルガリア・ナショナル・アカデミー・オブ・ミュージックで指揮を学んだ。ブルガリアの文化省からは、ブルガリア文化に偉大な貢献をした人に贈られる賞を授与され、2005年には"ブルガリア・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー"に選ばれている。

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